▼ コロナ禍が始まってほぼ二年。振り返れば、リアル・対面が大切だよね~と言いながら、大量のネット購買をしていることに気づいた。購買履歴を開くとかなりの物量なんですもん。
▼ わたしが主に使うのは、Amazon、ヨドバシカメラ、ヤフー(peuypeyモール含む)の三つ。Amazonはド定番、ヨドバシは即日配送エリアだから、ヤフーは贈り物をするときなどに相手が安心して受け取れる知名度の高さから。
▼ ところが購買履歴を順番に開いていて気づいたのが、Amazonでの購買が減っている。メディアで紹介された書籍や何か欲しい商品を探すのには使うんだけど、実際には一番Amazonでお金を使っているのはAmazonMusicとKindle本。AmazonMusicは音楽仲間と曲探しをするのに便利だし、Kindle本は電子書籍プラットフォームでは多分最後まで生き残るだろうかという読みから(変なところで電子書籍買うと、「サービスやめました、誰も引き継ぎません、これまで購入した本も読めません、サヨナラ!」となる可能性が高い)。
▼ で、なぜAmazonで購買が減っているかと言えば、それは「商品のクオリティの低下」という理由に尽きる。以前のAmazonは携帯電話バッテリーやケーブル類、プリンターのインクなど良いクオリティのサードパーティーがバンバン出てきていた。AnkerやApple純正品が高い時の代替アクセサリーとしてAnkerなんかが代表例だろう。安いし、品質いいし、で最近は家電量販店でも置いているようになった。
▼ ところが、今はワケのわからないメーカーの商品が乱立しすぎだし、試しに買って成功したためしがない。いや、以前は非常に重宝したメーカーが、突如として「これ、偽物?」というような商品を送ってきたりする。最近では愛用していたインクジェットプリンターのインクメーカーがそうだ。純正だと7,000円位するインクパックセットが2,000円くらいで、なおかつ発色も良かったんだが、先日3ヶ月ぶりくらいに発注したらなんとサイトの写真と違って各色のインクがざら紙で包まれて送られてきた。
▼ こんなんだから、AmazonBasicsなるアマゾンオリジナル商品群には手を出せないでいる。いやいや、むしろこうなると、エレコムやバッファローやそうしたメーカーに戻った方が安全だ。「安物買いの銭失い」にはなりたくない。値段も安いように思っていたが、ヨドバシコムで買って、ポイントつけたらほぼ同じだし、僕のクレジットカードはヨドバシコムで買うとポイントが多めに付く。またヨドバシコムは二回払い手数料無料なので、支出を平均化するには最適だ。
▼ 加えてレビュー評価がアテにならない。「ウソだべや」と思うような高評価や、逆にライバルが書いてんじゃ無いのかという低評価がごちゃ混ぜ。だから実は最近はリアル店舗に行くことが少し増えた。まぁ、コロナ感染が落ち着いたからでもあるんだけど。
▼ そうしたら、なんとレビューのサクラを見抜くサイトがあるんですね。私が見つけたのは「サクラチェッカー」( https://sakura-checker.jp/ )。
▼ 相変わらず、GAFAじゃなくてマイクロソフトを入れてGAFAMがビッグ・テックだ!なんて記事も見るんだけど、少なくともAmazonを消費者として評価するとちょっとおかしくなってんじゃないのと思うことが増えている。これはわたしの感じ方なので偽レビューではない。結局は商品と信頼性が消費の基本なんだなあと今更思う日々なのであった。