▼ 年明け早々、とんでもないことばかりが起こってきた。一つは言うまでもなくコロナのオミクロン株の爆発的感染だ。重症化率や致死率が低いことを考えると、ここまでどうして大騒ぎするかねえと思うけど、まぁ、確かにこのグラフを見ると恐ろしくはなる。
▼ しかしそれよりもイヤ~な感じなのは、世界情勢だ。
▼ まず言うまでもなく中国vs米国。トランプ氏のエキセントリックな発言や行動で民主党が大統領バイデンを送り出したわけだが、本当に彼がうまくやれているのかといえばハテナである。コロナの押さえ込みは下手くそだし、やたらと他国にファイティングポーズ取りたがるし(まぁ、それが米国民主党なんだが)、その割にカネがないから武器も武力も人も出さないで、同盟国にたかる。
▼ で、何よりも台湾、香港、ウイグルだ。相当きつい言葉で批判しているが、本当に米国がこれらを守るために何かするのかと言われれば疑問である。それが証拠に北朝鮮はバンバンミサイルを撃って挑発してくる。あれは中国の後ろ盾じゃなく、米国をなめているんだろう。ま、ひいては日本をなめているんだが。
▼ そして習近平が歴史認識を発表したことと、恒大集団に代表される経済危機、共同富裕の話を出したあたりから、どうもなんだかお互いに仮想敵国として非難合戦が始まった。でも、檻の外からお互いに突き合っているようで、イマイチよくどうなるのか見えない。
▼ そこにロシアvsウクライナvs東ヨーロッパvs西ヨーロッパという図式が入ってきた。おお、ウクライナ。北には欧州最後の独裁者と言われる統治者がいるベラルーシがあり、ロシアはベラルーシ経由と黒海経由と東側から攻めようとしている。
▼ 逆さ地図で見れば日本という国が如何に大陸サイドにとって邪魔かわかる。うん、中曽根さんが不沈空母発言して、レーガンさんが喜んだのはよくわかるぞ。