・ タイトルは吉田拓郎の「親切」から。1972年のアルバム「元気です」収録。

・ 利にさとくて、得をすると分かれば100年来の親友のように馴れ馴れしくなれ、心の中に土足で入り込める。そんな面の厚さがあれば、もっと上手な生き方もできるのだが。

・ 拓郎のことを何でも知っていて、俺が一番良き理解者さと振る舞う周りの人間が出てきた頃の作品か。内省的なテーマをメジャーで歌う「まにあうかもしれない」が入っていることも秀逸。

・ 名古屋駅西口のラーメン屋「喜良夢」でLPが飾ってあって、店主の許可を貰ってライナーノーツを読み、不覚にも泣いてしまったことがあった。ラーメンはおいしくないけど、素敵な店だった。

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