勝手に改正してみた。
昨日は憲法記念日。
現在の日本国憲法は占領軍からの押し付けであると言われているが、実はそうでもないと思っている。
下の表は両憲法を対比したものであるが第1章の天皇から司法まで構造が似ているというよりも、むしろ現行憲法は帝国憲法の章立てに新しい条文を「突っ込んだ」修正物であるように見える。
多分ひょっとしたら、この「修正」からくる特定条文のの違和感(例えば9条)こそがこの憲法の真骨頂であり策定者の意図であると法律の素人であるかな、私なぞは思うのだがここを議論するのはまだ力不足。
そこで一度無謀も顧みず「勝手に」憲法を改正してみた。
やはり第1章は「国家及び国民」を持っていきたい。ここでしっかり主権在民や国民の権利と義務を謳う。先ほどの9条「戦争の放棄」などは国民の守るべき義務としてここに記載される。
そして二章以降は「国民の象徴」である天皇を筆頭に国会、内閣、司法の三権が続く。
問題は「家族」である。戦後の憲法と諸法律(特に民法)で家制度は否定されたわけである。
しかし昨今、人にとって「夫婦」や「家族」などのコミュニティは大切であり、これが崩壊してしまえば人はとんでもなく孤独になることが改めて実感されているのではないか。ただ一方では既存の「夫婦」や「家族」と言った旧来型のコミュニティに対する意義も様々な形で提起されている。
様々な形のコミュニティがあってよいのではないか。血のつながりのないコミュニティ、共通の価値観・特定の対象を守るために形成されたコミュニティ。そんなのがあっても良い。
なんとかこうした「人」に新たな可能性を吹き込める「新しい世の中を作るためにはどのような憲法が必要か」と言うような議論が必要だと思う。
おはようございます。
おっしゃることに同感です。
最初は「❓」って思いましたが。
特に最後の所は
世の中に素敵な発想を
投げ掛けられていらっしゃいますね~。
ありがとうございます😀
コメントありがとうございました。
憲法記念日の特集で自衛隊や夫婦別姓などの憲法に関わる議論を読んで「もう少し根っこの議論をして欲しい」「いっそ社会の新しい変化を折り込んで欲しい」と思い投稿した次第です。
最後の方は自分が一番寂しいのだと思いますf(^_^)